子供にプロテインを飲ませるメリット、デメリット(害)

息子のクラブチームでプロテインを飲むことになりました。子供に飲ませてもいいのでしょうか?
HIROKI
最近はサッカーチームや野球チーム単位でプロテインやサプリメントでカラダ作りをするチームが増えています。今回はジュニアプロテインの良い所と悪い所について書いていきます。

 

プロテインの前に成長の基本から・・・子供の成長には、睡眠時に脳の下垂体から分泌される成長ホルモンが重要とされています。しかし、普段の食事から摂取する栄養素が少ない場合は「成長ホルモン」の分泌が少なくなり、成長に影響が出てきます。

又、成長ホルモンは成長以外にも、生命の維持(日常生活に必要な分)などに優先的に使われてしまいます。特に運動量の多いジュニアスポーツ選手は疲労回復などに多くのエネルギーが費やされてしまい、成長に必要な量が不足しがちです。

よく幼少期からスポーツをして「筋肉が付いたので背が伸びなかった」と言っている人がいますが、それは運動量に栄養素が追いついていない事がほとんどです。

成長期に栄養素が充分足りている場合は、筋肉ではなく身長を伸ばす事が優先され筋肉はつきづらくなります。

よく、プロテインを飲んだらムキムキになってしまい「背が伸びないのでは…」と心配する人がいますが、それはプロテインのイメージ(筋肉増強剤など)であって、ボディービルダーのような筋肉は大人が計画的にトレーニングしないとムキムキには成りませんので安心してください。

では、どの程度の栄養素が必要かというと、スポーツをする子(ジュニアアスリート)は一般の子と比べて1.5倍~2倍の栄養素やカロリーが必要と言われています。

もちろん、カロリーだけクリアしていても成長やスポーツ上達には結びつきません。栄養素の質も大切なファクターになってきます。

プロテインを飲むメリット!

アスリートにとって食事は重要です。バロンドール賞(サッカー)を複数回受賞しているクリスティアーノ・ロナウドも徹底的に食事管理をしてきた事は有名で、今も徹底しているようです。

ただ、一般家庭で毎日栄養満点の食事を3食+質の良い間食を、与え続けるのは時間的にも経済的にも至難の業です。そこで、質の良いたんぱく質を手軽に摂る方法としてプロテインが注目されてきました。

海外のアスリートやプロスポーツ選手の間では、数十年前から食事と併用して飲み始められていました。国内でも20年程前から取り入れるアスリートも多くなり、今ではカラダ作りの基本として他のサプリメントなどとも併用されています。

近年では子供でも飲みやすいジュニアプロテインも販売されており、意識の高いスポーツ少年・少女は取り入れています。又、チーム単位でサプリメントを取り入れている団体も最近では珍しくありません。

サッカーのジュニアユースや野球の名門リトルリーグチームは、監督・コーチの指導力や知識が違います。技術向上以外にもチームを強くし、子供の将来を考え、チーム単位で食事(栄養)管理をしているのです。(スポーツにおいて身長差がどれほど有利か理解されている)

そこで、普段の食生活では補いきれないタンパク源を手軽に補給できるプロテインを採用されているチームもあります。

プロテインを飲むデメリット!

メリットは手軽にたんぱく質を摂取できる事ですが、デメリットはないのでしょうか?

子供たちは飲む気になっていても、お母さん、お父さんが心配(反対)されるケースが多くあるようです。友人のクラブチーム監督に聞きましたが、特に小学生の保護者に心配の声が多く、友人のチームでは中学生世代から導入したとの事です。

多かった意見はこんな感じです。

子供にプロテインは早い気がする…小さい子に飲ませて良い成分なのか…筋肉がついて背が伸びないのでは…

筋肉がつきすぎて身長が伸びないというのは知識不足ですが、本当に子供に飲ませていいのか不安になる気持ちは分かります。ですので、ジュニアプロテインの内容成分と、幼少期からプロテインを飲むべきなのかを考えてみたいと思います。

ジュニアプロテインの内容成分

子供向けで有名な商品は、ザバス(明治)とウイダー(森永)になります。ザバスはココア味とマスカット風味、ウイダーはココア味とヨーグルト味が用意されています。

ザバスココア味
乳清たんぱく、デキストリン、ココアパウダー、砂糖、食塩、植物油脂、卵殻Ca、乳化剤(大豆を含む)、V.C、香料、ピロリン酸第ニ鉄、甘味料(スクラロース、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、硫酸Mg、V.E、ナイアシン、V.B1、パントテン酸Ca、V.B2、V.B6、葉酸、V.D、 V.B12
ザバスマスカット風味
乳清たんぱく、デキストリン、植物油脂、クエン酸、乳酸Ca、V.C、硫酸Mg、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料、ピロリン酸第二鉄、増粘剤(プルラン)、乳化剤(大豆を含む)、V.E、ナイアシン、V.B1、パントテン酸Ca、V.B2、V.B6、葉酸、V.D、 V.B12
ウイダーココア味
大豆たんぱく、砂糖、ホエイたんぱく(乳成分を含む)、ココアパウダー、果糖、カラメルシラップ、食用油脂、貝Ca、炭酸Ca、乳化剤、香料、ピロリン酸鉄、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、葉酸、V.D、V.B12
ウイダーヨーグルト味
ホエイたんぱく(乳成分を含む)、果糖、砂糖、食用油脂、酵母エキス、貝Ca、炭酸Ca、香料、乳化剤、ピロリン酸鉄、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、葉酸、V.D、V.B12
赤文字が砂糖や人工甘味料、オレンジ文字が栄養素以外の成分

原材料の最初の表記がどの商品も「○○たんぱく」になっているので、たんぱく源が含有量で1番多く配合されていることになります。ただし、子供用プロテインなので、飲みやすくする為に砂糖や人工甘味料などが含まれています。子供の成長は気になるけど、飲ませる事に躊躇されている方は甘味料の部分が多いと思います。

幼少期から飲ませてもいいの?

人工甘味料は子供の成長にとってプラスではないという意見が多数ですが、そもそも幼少期からプロテインを飲ませる事についても賛否両論あります。

大人のボディービルダーのように筋肉を巨大化させ、魅せる競技では大量のたんぱく質が必要になり、食事だけで補うには糖質や脂質が増えすぎるので筋肉を維持できませんので必須になります。

必要以上のたんぱく質は基本的に尿として排出されますが、過剰摂取を続けると腎臓や肝臓に負担がかかります。また、過剰摂取し吸収されずに残ったたんぱく質は脂肪に変化し太ってしまう事があるようです。

「幼少期にプロテインを薦められて飲み続けた結果、腎臓が悪くなった」や「飲み続けて肥満体質になったり肌荒れ(ニキビ)が増えた」などの話も聞きます。

これは、栄養のバランスや運動量を考えずに闇雲に摂取した結果と言えるでしょう。

栄養素のポイント
いくら良い栄養素でもバランスを無視した、過剰摂取は逆効果になる。

現在はフリーフォームアミノ酸に押され気味

柔道やボクシングのように階級分けがあるスポーツは別ですが、それ以外の大半のスポーツでは身長や体格は大きい方が有利になります。

プロ選手(大人)の場合は徹底した筋力強化や維持の為にプロテインは今でも主流になっています。しかし、ジュニアスポーツ選手の間では数年前からプロテインから直接アミノ酸を摂取するサプリメントに切り替える動きが出ています。

何が違うかというと、プロテイン(たんぱく質)は体内に入り分解されてから吸収されます。分解される時間も摂取後6~8時間程度と言われていますが、アミノ酸を直接摂取すると分解過程が省略されるため吸収スピードが早くなります。

また、たんぱく質のようなアミノ酸の集合体に比べフリーフォーム(単独)のアミノ酸は分子が小さく吸収率も上がるといわれています。

このような理由から、知識人の保護者はプロテインからアミノ酸を直接摂取できるサプリメントに切り替えています。子供用サプリメントの中でも特に人気があるのは、砂糖や人工甘味料を使っていない成長期サプリメントのトータルアップポリカルになります。

幼少期から小学校高学年ぐらい迄はポリカル、それ以上の年齢ならトータルアップが良いでしょう。

トータルアップを内容成分、口コミなどから効果を辛口評価!

2017.02.13

ポリカルを内容成分、評判などから効果を辛口評価!

2017.02.13

まとめ

プロテインのメリット・デメリットと最新の栄養摂取方法である成長サプリメントについて書きましたが、私自身は大人になるまで(少なくても高校生まで)は、プロテインは不要と考えています。

普段の食生活にも気を配る事が前提ですが、摂りきれない部分を効率良く「良質な成長サプリメント」で補うのがベストだと考えます。ただし、何事も摂り過ぎは逆効果です。アミノ酸も特定の成分(例えばアルギニンなど)のみ摂取しても効果は殆どありません。

子供の成長には親や周りの手助けが必要です。幼少期から成長期の親の導き方で、子供の成長(身長)は大きく左右され人生も変化します。私自身は子供に出来る限りの事をしてあげたいと考えます。

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ABOUTこの記事をかいた人

のびのび研究所のHIROKIです。2児のパパで子供の成長を見守っています。2人ともサッカーをしているので、ここ数年身長を伸ばしてあげたいと思いこのサイトを立ち上げました。子供の成長には親の手助けが必要です。サプリメントを中心に、子供の成長に関する内容を共有していきます。