注意をしても子どもの姿勢が直らない!その3つの原因を解説

我が子に「姿勢が悪いよ」と注意してみてもなかなか直らない、と困っている親御さんはかなりいらっしゃると思います。注意したときは背筋を伸ばしてみせるものの、ちょっと目を離すとすぐにまた元の猫背に戻っている…

サトミ
なぜ、子どもはちょっと言っただけでは、姿勢が直らないのでしょうか。今日は子供の姿勢についてお話します。

子どもの姿勢が直らない原因とは

1.長い時間、ずっと同じ姿勢で定着している

長い時間ずっと同じ姿勢でいると、やはり矯正しにくくなります。たとえば、携帯ゲーム機などをソファに寝そべってずっと同じ体勢でやっていたりすると、そのまま骨が定着してしまい、元の綺麗な姿勢に戻しづらくなります。

そういった悪い体勢を継続していると、やがて背骨が曲がってしまうことがあります。特にゲームは熱中すると、時間を忘れて楽しんでしまう傾向があります。

今は画面の中の細かな表示を見極めることが求められるゲームが多いので、どうしても前傾して猫背になってしまいます。ゲームに集中していると、自分の姿勢に意識を向けることは難しくなります。

ゲームはなるべく長時間させないか、1時間ごとに休憩を取るようにした方がいいでしょう。ただ休憩をしていても、同じ体勢でいたら意味がありません。少し部屋を歩いたり、背筋をぐっと伸ばしてストレッチをするなど、姿勢に変化を加えることが大切です。

2.姿勢を支えるための筋力が低下している

ゲームに付随して、最近では室内で遊ぶ子どもが増えています。外で遊ぶことがあるとはいっても、昔に比べるとその頻度や時間は減少傾向にあります。

そうなると、どうしても身体の筋力が弱くなってしまいます。正しい姿勢を保つには、それなりの筋力が必要です。たとえば、ボディビルに出るようなマッチョな方はみな姿勢が良いです。あそこまで鍛える必要はありませんが、一定程度の筋力がなければ、正しい姿勢でいることがつらく感じてしまいます。

そんなことはない、うちの子はサッカークラブにも入って活発に身体を動かしている、という声もあるでしょう。

しかし、同じスポーツばかりしているのも、これはこれで問題があります。というのも、1つのスポーツだと、鍛えられる筋力に偏りができてきてしまうためです。

そうなると、あまり鍛えられていない部位がでてきて、それをかばうために姿勢が悪くなる可能性もあるわけです。身体を動かすのは良いことです。そしてできれば、色々な運動をしてバリエーションを加えることも大切です。

3.椅子や机の高さが合っていない

普段座っている椅子や、勉強をする机の高さが、子どもに合っていないことも姿勢が悪くなる原因となりえます。子どもは成長が早いです。その時期に応じた適切な椅子や机の高さがあります。

今のその子に合っているバランスを考えて、机や椅子の高さを調整してあげることが重要です。机が低くて、椅子ばかりが高いときは、やはり猫背になってしまいやすいですよね。

机に長時間いるときには、猫背が定着してしまって背骨がまるまります。そうなると、内臓を圧迫して、呼吸が浅くなることも。頭への血行が悪くなって、集中力や頭の回転が鈍くなってしまいます。

勉強効率も悪くなることがあるわけです。子どもに勉強してほしい、と考える親は多いですよね。そうであるならば、その子に合った机や椅子を用意することが一番のサポートになります。

姿勢が悪い状態が慢性化すると、集中力や意欲が低下するという事態を引き起こします。肩こりや頭痛、肥満といった身体的な問題を発生させることも。

サトミ
このように、姿勢が悪くなる原因考えて、正しい姿勢をキープできるように子どもを導いてあげることが重要です。

姿勢が悪いと背も低く見えてしまいますし、将来の身長にも影響を与えてしまいます。大人でも姿勢の悪い人は、腰痛や内臓が圧迫されやすく病気の元です。

お子さんの将来のためにも、姿勢はしっかり教育していきましょう。又、お子さんの成長には、規則正しい生活習慣が大切です。栄養面に関しては、サプリメントを飲ませてあげるのもひとつの手です。

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ABOUTこの記事をかいた人

3人の子供(2男1女)を育てる、アラフォーママです。長男の身長が低かったので、当時は平均身長や背の伸ばし方を調べては試していました。成長サプリメントも取り入れて、今では3人とも平均身長はクリアできています。