錠剤はサプリメント以外でも、風邪をひいた時など「必ず飲まなければいけない時」が来るので、今のうちに慣れさせておきましょう。
どうして錠剤が飲めないのか?
ごはんはパクパク食べて、ある程度の塊でも飲み込めるのに「錠剤や薬」は飲み込めない。小さい頃はみんな経験がありますよね。
普段の食事では、ご飯を口にいれ、噛む、飲み込むを無意識にしていますが、「飲みこむ事」だけを取り出して意識的にすることは、慣れていない子供にとってはハードルが高いのです。
又、薬はマズイという意識から、サプリなどの錠剤全てに対する不信感も子供にはあります。
子供用サプリメントは最低限のコーティングはしてあるので、噛んで食べない限り味はほとんどしません。ただ、子供には大きすぎると感じる粒タイプサプリメントもあります。
そんな場合は、ピルカッターなどで半分~4分の1程度に割ってあげてください。※薬の場合は成分が胃に届いてから効くようなコーティングをしてある製品があるので、カットする場合は薬剤師に相談が必要です。
画像のピルカッターはアマゾンで280円で販売されていますし、100均でも売っています。
長男に飲ませている「トータルアップ」は1日8粒ですが、粒が小さくカットする必要はなかったですが、次男に飲ませているポリカルは1日3粒ですが、少し粒が大きかったので最初のうちは半分にカットしていました。
念の為に、ポリカルの「ジェイネットストア」さんにカットしてもOKか確認しました。
ポリカルはサプリ特有の匂いも無く、カットしても匂いは出ませんでしたし、味も気にならない感じでした。
まずは錠剤を飲む練習をする
小学校低学年ぐらいまでには、普通に錠剤が飲めるようにしつけておきたいですよね。高学年や中学生で錠剤が飲めないのは恥ずかしいことです。
うちの場合は、小学校1年の夏から次男にポリカルを飲ませ始めました。
お兄ちゃんがトータルアップを飲んでいるので、違和感は少なかったと思いますし手本を見せて飲ませてくれました。
この「手本を見せる」というのは大事で、うちの場合は長男がしてくれましたが、まずはあなた自身がサプリメントを手に取り、舌の奥の方にのせてください(しっかり見せる)、そして水を含み飲み込んで、舌を出してなくなっていることを確認させてあげてください。
又、喉の通りを良くするために、先に少し水を飲ませた方がいいですよ。
次は子供と一緒にやってみましょう。自分で錠剤を手に取らせ、舌の奥の方に置いて水でゴクッと飲みこみます。何度か一緒にやってあげましょう。薬と違って失敗しても大丈夫です。
そして、成功したら大いに褒めてあげてください!
舌を出し合い、はしゃぎまわってください。小さな成功体験の積み重ねが自信になり子供を成長させます。最初にうちは失敗が多くても、すぐに一人で飲めるようになります。
また、うちの場合は飲めば「サッカーが上手くなるよ~」と飲ませていました。飲む理由も簡単に言ってあげると尚いいですよ。
専用ゼリーを使う
昔と違い今は、薬服用の為の専用ゼリーなどがあります。有名な商品は龍角散の「おくすりのめたね」です。
※音声が流れます。
使い方は動画の通りで、ゼリーなのでツルンと飲み込めます。さすがに甘味料は入っていますが、天然素材の甘味料や色素を使用しています。
開封後1週間は大丈夫なので、少量づつ使えば問題なさそうです。
アイスやヨーグルトに混ぜる
甘いお菓子に混ぜて飲ませているお母さんもいるようですが、おすすめできません。
アイスクリームは冷たさゆえに味覚も鈍感になるので、噛んでしまわない限り気づかずに食べてしまいます。ただし、アイスクリームは砂糖や人工甘味料を使っている商品が多く毎日食べさせるには抵抗がありますよね。
また、薬の場合はアイスやヨーグルトに混ぜることにより効果が正しく発揮されない場合もあるので控えた方がいいでしょう。
まとめ
錠剤の飲み方で1番いいのは、やはり水で飲むことです。できる限りお子さんと練習してみてください。
ダメな場合はご紹介したゼリーを使ってから、時期を見計らって水にトライさせてあげてください。アイスクリームに混ぜるのはおすすめできません。
成長サプリメントでジュースタイプやお菓子タイプを避けて、錠剤タイプを子供に与えても毎日アイスクリームを食べさせていては元も子もないですからね。