市販のお菓子やスナックに、炭酸飲料ジュース、どれも手軽に買えて、子供も大好きですよね。でも、原材料を見てみると“人工甘味料”を使っているものがとても多い事に気が付きます。
実は、人工甘味料は子供の成長を邪魔する危険なもの。
「大きくなって欲しい」「身長が伸びるといいなあ」と、子供の成長を願うのであれば絶対に避けたいもののひとつです。
ここでは人工甘味料にはどんな種類があって、どのような危険性があるのか?子供にとっておやつとは?何を食べさせれば良いのか?
子供の成長のために親に出来る事は何か?を、考えてみたいと思います。
人工甘味料の種類と危険性
代表的な人工甘味料として、
- アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)
- アセスルファムK(カリウム)
- サッカリンナトリウム
- ネオテーム
- スクラロース
- アドバンテーム
どの人工甘味料にも依存性と急激な血糖値の上昇という問題点が挙げられ、ガンやアレルギーなどの危険性も指摘されています。
例として、子供が大好きなジュースやゼリー、飴などにもよく使用されるスクラロースを見てみましょう。
スクラロースの危険性とは?
スクラロースの甘さはなんと砂糖の600倍!!諸説ありますが、農薬の研究中に偶然発見された化学物質と言われています。
- 成長の遅れ
- 赤血球の減少
- 肝臓や脳の肥大
- 腸内細菌(善玉菌)を殺す
- 脳腫瘍・白内障・白血病・リンパ種などの増加
などの異常が見られました。
ラットの実験でもこんな恐ろしい結果が出ているのです。
スクラロースは比較的新しい物質の為、実験自体が少なく安全性は不確かといえるでしょう。子供にとって楽しみなおやつで子供の成長と健康を阻害してはいけません。
おやつの役割とは?
子供にとって「おやつ」とは、
- ご飯とご飯の間の空腹を満たす
- 食べることでリラックスする
- 一緒に食べる人とのコミュニケーションツール
といった色々な役割がありますが、おやつの「一番の目的」は食事では足りない栄養を補うことです。
子供はグングン大きくなります。その成長には当然たくさんの栄養が必要です。
3回の食事で十分な栄養をカバーできれば良いのでしょうが、なかなか難しい。食が細かったり好き嫌いが多いと尚更、おやつの重要性は高くなります。
成長を助けるための理想的なおやつ
おやつは食事では足りない栄養を補うものでしたね。
人工甘味料が入ったお菓子では、足りない栄養を補うどころか成長の邪魔をしてしまいます。子供にとって理想的なおやつとはどのようなものでしょうか?
季節の果物や野菜
果物には天然の糖分があり「甘い物が食べたい」という欲求が満たされます。ビタミンや抗酸化物質もたっぷり♪蒸したり焼いたりしたお芋やとうもろこしもおすすめです。
乳製品
乳製品には骨の成長に欠かせないカルシウムが豊富です。牛乳が苦手な子には、無糖のヨーグルトにメープルシロップをかけたものやチーズも良いですね。
豆類
ナッツには、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルや不飽和脂肪酸という「身体に良い油」が豊富です。大豆には良質のたんぱく質が含まれています。噛む事で満腹感も得られ、顎も丈夫になりますね。塩や砂糖で味付けされたり、油で揚げたりなど加工しているものは避けましょう。
おにぎりやお餅
習い事や塾などで、食事までに時間が空いてしまう時はおにぎりやお餅など、お腹に溜まるものをおやつにするのもおすすめです。きんぴらなどを具にしたおやきも美味しいですよ。
サプリメントを利用してもいいの?
「食事とおやつだけで足りてるのかしら?」
「うちの子、平均身長より小さいみたい。」
「スポーツをやっているから、背を伸ばしてあげたい。」
食事やおやつに気をつけていても、わが子の成長に悩みは尽きません。
そんな時は、サプリメントを利用するのも手です。
ただし残念なことに、サプリメントにもスクラロースをはじめ人工甘味料を使用したものはとても多いのです。
ネットでもよく紹介されている、ある成長期の子供用サプリメントの全成分を見てみましょう。
スクラロースが使われています。
「成長期用」のサプリメントなのに、どうして成長を阻害する人工甘味料が使われているのでしょうか?
こういった商品を避けるためにも、成分はきちんと確認する必要があります。
たくさんある子供用サプリメントの中から、安心なものを選ぶにはこちらを参考にしてください。