子どもの足のサイズが気になるという親御さんは多いと思います。特に子どもは、急激に足が大きくなる傾向があります。そうなってくると、靴を買い替える頻度も多くなってきます。
「うちの子こんなに靴を買い替えてるんじゃ」と不安になる親御さんも大勢います。足のサイズは、身長と同じように、親が気にするポイントです。他の子に比べて大きすぎるんじゃないか、あるいは、小さすぎるのではないか、と心配になるわけです。
子どもの足の平均サイズはどれくらい?
自分の子どもの足が標準サイズかどうか知るためには、平均のサイズを知る必要があるでしょう。以下の表にまとめます。
子供の年齢別、足のサイズ
年齢 | 平均身長 | 足のサイズ |
3~4歳 | 95~105cm | 14~16cm |
5~6歳 | 105~116cm | 17~18cm |
7~8歳 | 116~128cm | 19~20cm |
9~10歳 | 128~138cm | 21~22cm |
11~12歳 | 138~152cm | 22~24cm |
たとえば、6歳で20cmの靴を履いていたとします。表を見ると、6歳は18cm程度が平均だと分かります。
靴はぴったりのものを選ぶのは誤りです。自分の足のサイズよりも1cm程度大きいものを選んで、少しゆとりを持って履くのが正解です。
このような正解の靴の選び方をしていたと仮定すると、6歳で20cmの靴を履いている子の実際の足のサイズは19cm程度ということになります。平均より1cmほど大きいということですから、標準の範囲だと考えることができます。
靴の買い替えの平均的な頻度は?
子どもの足があまりにも早く大きくなる時期は、靴を頻繁に買い替えなければならない、という問題が起こります。
子どもの足のサイズが、標準の範囲だと分かっていたとしても、その頻度の多さに疑問を持つ親御さんも多いと思います。
そこで、平均的な買い替えの頻度も、ここに示します。3歳までは3~4ヶ月に1回のペース、3歳以降は半年に1回のペースが平均的です。
ただ、足の成長の仕方は、個人差が大きいです。急激に成長する時期と、単調な時期とがあります。それの周期は、やはり子どもによって変わってきます。
6歳ごろまでに一気に大きくなっていく子もいれば、6歳を過ぎてから激しく成長する子もいます。その子に応じた、そして時期に応じた適切な買い替えの頻度を考えておくことが重要です。
靴が小さくなったらすぐに買い替えましょう
靴が小さくなってくると、色々な症状を引き起こします。たとえば、指先が曲がって伸びてしまったり、擦れて皮がめくれてしまったり、タコやまめができてしまったり、爪が黒くなってしまうなど、様々な弊害があります。
これらの症状を感じたら、早急に靴を大きいものに換えなければなりません。
まだソールも全然残っていて、綺麗な靴なのに、新しい靴を買うというのがもったいない感じがして抵抗がある人も多いです。節約のために、最初から大きい靴を買っておいて、中敷で調整しようと考える人も…しかし、この方法はおすすめできません。
というのも、靴はかかとが命であるからです。かかとが靴とぴったりフィットすることによって、しっかりと地面を踏みしめて歩くことができます。
しかし、中敷を入れてしまうと、そのぶんかかとの入りが浅くなってしまいます。充分に地面へ力が伝わりにくくなってしまうわけです。ひどいときには、脚の骨が歪んでしまうことも…
子どもは、何かと運動をする場面が多いです。運動会などでは、徒競走で一着になれたり、なれなかったりして、一喜一憂することがあります。
それがその子本来の力であれば仕方がないですが、もしも、親が靴の買い替えコストをしぶって大きい靴に中敷を入れていたのが原因だとしたら、あまりにも子どもが可哀想ですよね。
確かに、子どもの足の伸びは急速で、それについていくために次々と靴を買い替えなけれなりません。しかし、それはいわば当たり前ですから、必要なコストとして、あらかじめて考えておくとこが必要です。