アスリート世界の中でもひと際高い身長が求められる「バスケットボール」、子どもが将来バスケ選手になりたい場合、身長が大きな課題になってきます。
バスケのプロ選手たちは大きな体躯を活かして、素早いパス、的確なカット、正確なシュートを繰り出します。試合の中で繰り出される多くの技術に、身長の高さが大きく関係するのです。
今回は日本のトップアスリートとして活躍するバスケットボール選手たちの平均身長をまとめてみました。
国内Bリーグ所属バスケ選手の平均身長
日本各地には「Bリーグ」という18のプロチームが存在します。まずは国内クラブの平均身長を見てみましょう。
男子プロバスケ選手の平均身長:190.4cm
日本人成人男性の平均身長が170㎝前後のため、一般平均より20㎝ほど高いと言えます。数あるアスリートスポーツの中でも特に高い部類に入る平均身長です。
なおポジション別では、攻撃の要となるセンター(C)やパワーフォワード(PF)に特に背の高い選手が配置される事が多いです。逆にポイントガード(PG)やシューティングガード(SG)は背が低めな選手が任される事が多い傾向があります。
海外NBAアスリートの平均身長
バスケットボールの本場、北米NBAのプロバスケ選手(男性)の場合、平均身長はさらに一回り高くなります。
NBA選手の平均身長:207.6
ポイントガード(PG):198cm
シューティングガード(SG):205cm
スモールフォワード(SF):208cm
パワーフォワード(PF):211cm
センター(C):216cm
驚異的な平均身長のNBA選手ですが、特にパワーフォワードを担当する選手は群を抜いています。
アメリカ人の平均身長178.9なのを考えると、実に約30cm以上も高いことになります。稀に170㎝台、180㎝台で活躍するNBA選手もいますが、その数は日本国内よりも更に少なく極まれです。
バスケットボール日本代表選手の身長一覧
最後に、驚くほど背の高い海外選手と渡り合う、バスケ日本代表選手の平均身長と各選手の身長一覧を、男女ともに確認してみましょう。
男子日本代表の平均身長:191.6cm
【男子】
田臥 勇太 : 173cm
太田 敦也 : 206cm
石崎 巧 : 188cm
竹内 公輔 : 206cm
竹内 譲次 : 207cm
広瀬 健太 : 193cm
松井 啓十郎 : 188cm
西村 文男 : 177cm
荒尾 岳 : 198cm
ファイ パプ月瑠 :200cm
古川 孝敏 : 190cm
小野 龍猛 : 197cm
渡邉 裕規 : 180cm
橋本 竜馬 : 178cm
篠山 竜青 : 178cm
金丸 晃輔 : 192cm
辻 直人 : 185cm
満原 優樹 : 198cm
田口 成浩 : 184cm
比江島 慎 : 190cm
熊谷 尚也 : 194cm
永吉 佑也 : 198cm
田中 大貴 : 191cm
張本 天傑 : 197cm
橋本 晃佑 : 203cm
富樫 勇樹 : 167cm
渡邊 雄太 : 203cm
馬場 雄大 : 195cm
八村 塁 : 201cm
女子日本代表の平均身長:177.1cm
【女子】
三谷 藍 : 181cm
吉田 亜沙美 : 165cm
王 新朝喜 : 189cm
栗原 三佳 : 176cm
髙田 真希 : 183cm
間宮 佑圭 : 184cm
渡嘉敷 来夢 : 193cm
山本 千夏 : 176cm
篠崎 澪 : 167cm
近藤 楓 : 173cm
本川 紗奈生 : 176cm
町田 瑠唯 : 162cm
宮澤 夕貴 : 182cm
三好 南穂 : 167cm
長岡 萌映子 : 182cm
藤岡 麻菜美 : 169cm
馬瓜 エブリン : 180cm
赤穂 さくら : 183cm
まとめ
バスケ選手の場合、攻めにしても守りにしても身体の大きさは武器になるため、身長はあるに越した事はないでしょう。
身長の高さはそのままゴールへの距離を縮め、手足の長さは投げる力やパスカットのリーチに繋がります。小柄な身体を活かして俊敏性を武器に活躍する選手もいますが、やはり選べるポジションの選択肢を増やすためにも身長が高い方が有利でしょう。
またオフェンスに比べるとディフェンスの方が平均身長が低いという話をお伝えしましたが、もちろん低くても大丈夫というわけではありません。
高身長の選手から目まぐるしく繰り出される攻撃をしのぐには、オフェンスと同じくらい背の高さと守備範囲が必要になります。
バスケ選手はどうしても身長が求められるスポーツですので、この道のアスリートを目指すお子さんは、早い段階で背を伸ばす工夫をしておきたいものです。
子供の成長には生活習慣が大切です。特に食事は子供の成長にとっての土台作りです。