身長が伸びない理由は「ホルモン分泌の悪さ」と「生活習慣」

身長の伸び方は人によってバラバラ。

小学生の頃から大きくなる人もいれば、中学に入ってから一気に伸びる人もいますよね。中には一向に背が伸びないまま大人になってしまった、なんて方も……。

今回は背が伸びない理由についてホルモンのメカニズムを取り上げ、背を伸ばすために大切な生活習慣のポイントをご紹介します。

背が伸びない理由は「成長ホルモンの分泌」

身長の伸び方に個人差がある理由として、「成長ホルモンの分泌」があります。

一気に背が伸びる子どもは、ホルモン分泌がスムーズに行われる体質なのです。反対に、伸び悩みを感じている人は、ホルモン分泌がうまくできていないということ。

では、成長ホルモンを正しくスムーズに分泌するためには、どのような工夫をすれば良いのでしょうか?

成長ホルモンの分泌に大切な睡眠時間・方法

 
成長ホルモンを分泌させるためには「規則正しい時間に眠りにつくこと」、そして「1日7時間以上の睡眠をすること」が大切です。

成長ホルモンは、眠りについてから約3時間の間にたくさん分泌されることがわかりました。

よく「夜22時〜深夜2時の間が睡眠のゴールデンタイム」と言いますよね。この話、普通の生活を送る上ではウソではないのですが、誰でも当てはまる話ではありません。

生活リズムは人によって異なるため「誰でも22時~2時がベスト! 」というわけではないようです。その人の生活リズムの中で規則正しく眠って、成長ホルモンが分泌される時間をキープするべきなのですね。

身長を伸ばすには「スポーツによる刺激」も効果的

質の高い睡眠だけでなく、「運動」と「食事」も大切。身長を伸ばすためには、骨や関節に刺激を与えられるスポーツがおすすめです。

縦にジャンプするバレーボールやバスケットボールなどは、骨や筋肉の成長を助けることができます。スポーツの衝撃に負けないよう、たくさんの成長ホルモンを分泌して強い身体を作るというわけですね。

背を伸ばすための「栄養バランスの良い食事」

ホルモン分泌を促すために、たんぱく質や脂質をメインに「栄養バランスの良い食事」をとりましょう。

身長を伸ばすためには骨だけでなく、筋肉を育てることも大切なので、たんぱく質が必要になります。肉や魚、チーズや大豆製品などを積極的に取り入れていきましょう。

またカルシウムを骨に替えるためには、亜鉛やマグネシウム、ビタミンなども欠かせません。バランスの良い食生活を保つことで、成長ホルモンの分泌を良くしていくことができます! 

身長の伸びには個人差がありますし、その理由は遺伝や身の回りの環境などさまざまです。

ですが生活習慣を見直して成長ホルモンをたくさん分泌すれば、他の理由に負けずに背を伸ばすこともできます! まずは毎日の生活習慣を改善していきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

のび研ライターのYです。子供の成長が気になるアラサーパパです。僕が168cm、妻も155cmと小柄なので心配しています。子供の身長は遺伝以外の要素も大きいと知り、少しでも子供の成長を応援してあげたく勉強中です。