身長が低い方は平均以上の身長の方と比べると、たくさんのコンプレックスを抱いています。
子供の頃から背が小さいことで損をしたり、大人になってもコンプレックスを持っていることも多いんです。
低身長であることのデメリットとは?
●人混みに埋もれてしまう
低身長である一番のデメリットといえば、やっぱり人混みに埋もれてしまうことではないでしょうか。満員電車などでは周りが見えない、押しつぶされてしまうといったストレスを感じるもの。
また、イベントなどで人混みに紛れなければならない時、前方が見えず損をしてしまうことも少なくありません。楽しみにしていたライブなどで、「前の人の身長が高くて全く楽しめなかった……」なんてもったいないですよね。
●年齢よりも幼く見られる
年齢よりも「若く」見られるなんて羨ましいことですが、実際のところ「幼く」というのが正解かもしれません。
若い時は低身長であることが「初々しさ」で済みますが、ある程度キャリアが進んでいくと仕事上でも「軽く見られ」てしまうことも。
平均的以上の身長の方にとってはあまりイメージできないことかもしれませんが、低身長は意外にも仕事面でのハンディキャップなんです。
●運動面でハンデになることがある
中学生・高校生辺りになると、背が高い子とそうでない子の差がはっきりしてきます。部活などの新しい環境で起こるハンデが、「高身長に有利なスポーツが多い」ということ。
例えばバスケットボールやバレーボールなど、部活だけでなく体育の科目として組み込まれているスポーツでは、身長がスコアを左右する種目も少なくありませんよね。
それだけなら先生も多めにみてくれるかもしれませんが、スポーツの上手い下手は友達関係にヒビが入ってしまうなんてことも起こります。
そもそも低身長であることにメリットがあまりない
ここまで紹介したように、低身長であることのデメリットは多いですし、挙げるときりがないぐらいです。「背は高いほうが良い」ということは、多くの人が感じる共通認識かもしれませんね。
確かに、女性なら「背が高いこと」に対するコンプレックスを抱いている方もいるでしょう。しかし低身長であることには、「メリットがないということ自体のデメリット」も存在しています。
そのため成長期のうちに、できるだけ身長を伸ばす生活習慣を取り入れることが大切なんです。
最近の研究では、子どもの身長に対する遺伝の影響は2~3割程度、そこまで影響しないことが分かってきています。「大人になるまでにどれだけ背を伸びる生活習慣を取り入れることができるか」これが重要になってくるのではないでしょうか。