アスミールって子供の成長に効果があるの?真実を徹底解説!

子どもの成長を促進する栄養サプリメントとして発売されているのが、アスミールです。特に1杯飲むだけで、数多くの栄養素を摂ることができると注目を集めています。

今回は、私も購入したことのある「アスミール」の真実について、包み隠さずお伝えしていきます。

アスミールの特徴や内容成分

特徴① アスミールは混ざりにくい

アスミールを実際に飲んだ方はお分かりだと思いますが、混ざりにくいです。アスミールは、1杯6gなので量は少ないですが、とにかくなかなか混ざりません。

毎朝、時間がないなかで混ぜる作業をするのは、面倒に感じることもあります。こういった手間がかかるのが嫌だ、という人にはあまりおすすめできません。

特徴② アスミールのほとんどは糖質!

次に内容成分について注目してみましょう。パッケージには、栄養成分が表示されています。

これを見てみると、アスミールの主要な栄養素は、炭水化物であることが分かります。1杯6g中のなんと4.28gが炭水化物です。つまり、アスミールの栄養素のほとんどは、炭水化物だというわけです。

炭水化物は糖分と考えて良いですから、口当たりは甘く、子どもでも飲みやすいことは確かです。しかし、この栄養素の割合を見てみると、糖質が多すぎて、ほとんどジュースを飲むのと変わりないといえるでしょう。

アスミールには炭水化物以外の栄養素も配合されてはいる

もちろん炭水化物しか配合されていないわけではありません。他にも、カルシウムやマグネシウムが含まれています。

カルシウム、マグネシウムは骨を丈夫にする、という面では必要な栄養素でしょう。しかし、骨の成長を考えた場合はカルシウム以外のアミノ酸などが必要不可欠になります。

混ざりにくく、飲むのに手間がかかったとしても、子どもの成長に役立つのであれば、飲む価値はあります。しかし、それに見合った栄養成分が摂れないのであれば、アスミールにこだわる意味はないといえるでしょう。

サプリメント選びで大事なのは内容成分

キャッチコピーを鵜呑みにしない

アスミールは、特に新しいワードを採用していて、これが人気の理由にもなっています。たとえば、ZAPバランスやトリプルカルシウムという言葉です。

しかし、これは単に製造元の一番星さんが作ったキャッチコピーに過ぎません。つまるところ、医学や科学によって、こういったZAPバランスやトリプルカルシウムというワードが定義されてはいません。

魅力的に聞こえるように、企業が作り出した言葉です。ですので、普通のカルシウムよりもトリプルカルシウムのほうが効果があるのかどうかは、まったく医学的なエビデンス(根拠)がありません。

特にサプリメント選びで大事になってくるのは、どんな成分が入っているのかということです。

よく分からない新しいワードに飛びつくのではなくて、何の栄養素がどのようなコンセプトで配合されているか、に気を配るようにしましょう。

アミノ酸(たんぱく質)を中心に選びましょう

注目すべき栄養素は、ずばりアミノ酸(たんぱく質)です。アミノ酸は、骨の成長に役立つ成分です。

骨を伸ばして、身長を高くしたいということであれば、カルシウムよりもアミノ酸(たんぱく質)を重要視するべきです。ですので、サプリメントを選ぶ時には、このアミノ酸が含まれているかどうか、含まれているならどのような内容成分か、ということに注目をしましょう。

たとえば、アスミールは6g中にたんぱく質が0.29gしか含まれていません。※たんぱく質が分解されアミノ酸になりますので、摂取量はもっと少なくなってしまいます。

たんぱく質のみ摂るということであれば、子供向けのジュニアプロテインを選べば、良いと考えられる方も多いでしょう。

実際、野球やサッカークラブではチーム単位で、ジュニアプロテインを取り入れているチームもあります。

子供にプロテインは身長が伸びない!?何歳から飲めば害がない?

2017年3月3日

子供用のプロテインには、ココア味など、飲みやすくなっていますが、砂糖や人工甘味料入りの物も多く、メリット・デメリットがあります。

私も息子に、アスミールやセノビルを飲ませていた時期もありましたが、最終的には人工甘味料などが入っていないサプリメントにしました。

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現在46歳の私の身長は168㎝。妻の身長は154㎝。2人とも日本人の成人平均身長に届いていませんが、生活習慣改善により息子は平均身長を大きく上回っています。子供の成長(身長)は、親の育て方一つで大きく左右されます。