スクスクカルシウムは粉末タイプのサプリメントですが、水や牛乳に溶かして飲むタイプではなく、そのまま口に入れて飲むタイプの成長サプリメントです。
子供たちが不足しやすい栄養素である「カルシウム」を、水なしで美味しく飲めるココア風味の顆粒タイプが売りになっています。
もちろん、H.Pでは自社商品の良い所をアピールするのは当然です。のびのび身長サプリ研究所では内容成分など客観的な視点から「スクスクカルシウム」をレビューしていきます。
スクスクカルシウム評価
スクスクカルシウムは販売から随分経っていて、成長、身長サプリメントの中では老舗です。私も3~4年程前、始めて購入したのがこの商品です。
当時は今ほど成長サプリメントが販売されておらず、トータルアップなどの粒タイプもありましたが、とりあえずスクスクカルシウムを購入しました。
最初はそのまま飲むのに抵抗がありましたが、口に入れると確かにココア味で甘くて飲みやすかったです。昔、駄菓子屋で売っていたジュースパウダーより美味しかった記憶があります。
スクスクカルシウムの特徴
- 子供が飲みやすいココア風味
- 水なしで飲める手軽さ
- 1日分(2本)でカルシウム226mg配合
- GMPに準拠した工場で生産、管理
カルシウム以外にも、マグネシウム、亜鉛、ビタミンDも配合されています。金額は2箱で8,208円+送料です。(1箱4,104円)ですので、粉末タイプサプリメントではやや高額な部類になります。定期コースやまとめ買いで割引価格は設定されていますが、定期は3回縛りが設定されています。
スクスクカルシウム内容成分
マルチトール、デキストリン、砂糖、ココアパウダー、トレハロース、ホエイパウダー、全粉乳、エリスリトール、食塩、亜鉛酵母、CPP(カゼインホスホペプチド:乳由来)、とうもろこしデンプン、L-オルニチン、ココナッツ油、とうもろこし油、骨焼成カルシウム、グリシン、貝カルシウム、酸化マグネシウム、香料、ビタミンC、L-グルタミン、甘味料(アスパルテーム:L-フェニルアラニン化合物)、ニコチン酸アミド、L-ヒスチジン、L-リジン塩酸塩、結晶セルロース、ビタミンE、パントテン酸カルシウム、アラビアガム、L-アルギニン、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンA、グルタミン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、酸化ケイ素、クエン酸ナトリウム、葉酸、クエン酸、ビタミンD、ビタミンB12
※赤文字が砂糖、人工甘味料、オレンジ色は栄養素ではありません。
原材料で一番多く使われているのは、マルチトールという甘味料です。その他にも、砂糖、人工甘味料や栄養素以外の材料が使用されています。
やはり、粉物は味を調えるために栄養素以外の原材料を多く入れる必要があります。そして、注目すべきは人工甘味料でアスパルテームが使用されています。アスパルテームは少量であれば急性毒性や慢性毒性の問題が起こらないと解釈されていますが、子供に毎日食べさせるもの(良かれと思い)に、世界的に問題視されている人工甘味料を配合するというのはいただけません。
スクスクカルシウムまとめ
原材料成分を知ると、自身の子供に飲ませるには躊躇する成分が多く入っています。以前の私は、こういったサプリメントに対し無知で、飲みやすそうという雰囲気だけで購入していました。
息子にも実際に飲ませていましたが、毎日だと飽きるようで1ヶ月ほどで飲みたくないと言ってきました。それ以降、味のしない粒タイプサプリを探すようになり、ジュースタイプやお菓子タイプの内容成分との違いに愕然としたのです。